体幹がしっかりするってどういうこと?
最近TVで、足指&足裏に特化したマッサージ器が紹介されていました。
ようやくメディアも取り上げるようになったかと。
で、思い出したのが
だいぶん前のクラスでのこと
4月4日(火)
浦安平日ママヨガクラス・Mamaヨギニー
週末ヨガクラスの代表をしてくれていたMちゃんが新学期から小学3年生になるご子息A君と忙しい合間を縫って参加してくれました。
A君は、小さい時からthe男子!男子の代表!みたいな子で、ママのヨガに同伴してもレッスンの間ずっと動いてる人です☺️
移動手段は側転❗️
ホント動ける子💪
兄のヨガ好きなS太君と、地域のサッカークラブに所属していて、
週末は練習で大忙しです。
サッカーでヨガに来られなかったお兄ちゃんの空色のヨガマットを敷いてやる気を見せてくれたA君♡
だからこそ、しっかりと大事なこと伝えました。
彼を観察していてぜひ取り組んで欲しいのは、ズバリ!足指&足裏マッサージ
なぜなら、足指をしっかり開いて足の裏全体を床に着けられていないから。
ダウンドッグが一番顕著でした。
足指が床から浮いているために、しっかりと床を踏めず床から押し返す力が弱くて膝が伸びない状態。
土踏まずがつぶれているために内転筋が働かず股関節が内旋して膝が内側に倒れています。
下半身と上半身を繋ぐ腸腰筋も有効に働いていないので、いわば上半身と下半身が分離しているのです。
彼はブリッジも得意ですが、よく見ると足裏ではなく踵で床を踏んでいました。
足指は浮いてる💦
よくあれでブリッジできるなぁと😅
大人はムリよ💦
腰やられちゃう💦💦
足指を開いて足の裏で床を踏めたら、
その力で骨盤、背骨が立ち上がり
体幹がしっかりとしてぶれない軸が作られます。
A君とママには、足指と足裏が変わるだけで、サッカーのパフォーマンスが格段に変わるよ!
元々持ってる身体能力がもっと発揮されるはずだよとお伝えしました。
確かに…シュートしても蹴りたい方向に飛ばないですとママ⚽️
軸が安定しないからね😓
シュートの形は、ヨガで言うと片脚のバランスで蹴っていることになります。
ところで私の師匠は、バランスのことを片脚のタダアーサナ
(山のポーズ)と呼んでいます。
私は師から、片脚のバランスにおいて、足の裏〜骨盤〜背骨の真ん中が、二本脚でリラックスして立っているタダアーサナと変わらない感覚を学び、苦手だったバランスポーズに対する向き合い方が変わりました。
この写真では仰向けで片脚の開脚ストレッチをしているように見えますが、実はハムストリング(腿の裏)のストレッチや股関節を開くことよりも、足の裏から骨盤背骨が繋がって伸ばされる感覚を重視しています。
足首を曲げて、軸足の裏で見えない床を踏む感覚で息を吸うと鼠蹊部が伸ばされ、更に背骨が伸ばされます。
立って、Y字バランスをしているのと同じなのです。
私のクラスでは、立っても寝ても座っても四つん這いでも、足指と足裏(または掌)の意識を大事にしてポーズをとります。
この感覚を育てれば、シュートも目指す方向に強く蹴ることができるようになるわけです。
お兄ちゃんは大人と一緒のヨガを通してやりたいタイプ
弟は気が向いたらやりたいポーズだけやるタイプ
ところが、この日は弟のA君が最初から最後までマットの上にいたのです!
私もママもびっくり❣️
子どもは楽しさや興味が根底にある時こそ能力を発揮します。
ああしろこうしろにならずに、楽しみながら身体づくりできたらいいなと思います。
カメラに素敵な笑顔を向けてくれているM君も、基本遊びながら、気が向いたらポーズをとってくれます。
いつかマイマットで大人と一緒にヨガをする日が来るのかな?
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