2025年度5月小学校読み聞かせ
今年度も小学校読み聞かせボランティア参加しています。
今回の担当は、
1年2組
今年度初の読み聞かせなので、彼ら彼女たちとは初対面です。
1年生はまだ無邪気で、元気いっぱい٩( ᐛ )و
教室に入るなり
「誰〜?誰のお母さん?」
「1年生から6年生のお母さんじゃありません。大分前に浦安小学校で学んだ卒業生、大学2年生と高校2年生のままです!」
キョトン😶
実は1年生を担当するのは久しぶり過ぎて絵本を選ぶのにものすごく、当日朝まで悩みました。
できるだけ在校生のママたち優先で活動してもらって、私は足りない時に入らせてもらうスタンスでいるのと、担当するのはほぼ6年生でしたのでね。
で、悩みに悩んで、結果、やっぱり大好きな二人の作家の作品にしました。

『ピーターのいす』😌
E=ジャック=キーツ さく
きじま はじめ やく
男の子のお話と言えばキーツ!
ピーターシリーズの中でも、まだ小さいピーターが妹が生まれたことによって訪れた変化に戸惑い葛藤しながらも、自分より小さい子の存在を受け入れていく「上の子」の心理をシンプルに描いています。
ピーターが健気で愛おしい。
マタニティヨガのクラスでは、第二子以降のお産の方には、産後は上の子中心に生活するように伝えています。
わかりやすく赤ちゃん帰りをしていなくても、きっと
寂しい思いをしているから。

『ふくろうくん』
アーノルド ローベル 作
三木 卓 訳
大好きなローベル作品の中でも一番好きな本
哲学者のようなふくろうくん(おじさん?)の短編集
好きすぎて手元に置きたくて、お迎えしました。
短編集だから、読み聞かせで時間合わせの2冊目に読んであげたくなります。

「こんもりおやま」
このお話が大好き❤
息子たちがまだ小さい頃、図書館で借りて、初見で読んだ時のことを今でも覚えています。
読んでいる私も、聞いている息子たちも、先が分からずに進んで、しかも夜寝る前だから、作品の中のふくろうくんと同じシチュエーションで臨場感いっぱい!
ふくろうくんの絵が最高すぎておもしろ過ぎて盛り上がったんです😂
1年生は、タネを声に出して言ってしまう子が多いんだな、やっぱり💦

「うえとした」
当たり前のことを真剣に取り組むふくろうくん生真面目さに愛らしさと哀愁を感じざるを得ない🥹
こんもりおやまもそうですが、チャップリンみたいなんですよね、彼。
真面目にやればやるほど、面白く、プラスちょびっと哀愁がある。喜劇のお手本です。
そして、このお話にはオチがあり、それが真実だと読者に気づかせるのが深い。
我が家の息子たちは、タネやオチも理解して楽しんでいましたが、個人的に読み聞かせるのではなく、1年生に教室で読むのには、ふくろうくんは向いてなかったかなと…
低学年は経験値や集中力や感性の個人差が大きいですからね。
読むなら中学年〜高学年がいいです。
悩んだ末に選んだ絵本でしたが、ちょっとミスったかなと読み聞かせメンバーに話したら、今反応が無くても、後にまた同じ絵本に出会うかもしれないからいいのよと言ってくれました。
なるほど〜と思いませんか?
私は、かけてもらった言葉の奥深さに感動しました。
久しぶりの読み聞かせで、久しぶりに小学校に来て、上の子が卒業して7年、下の子でも4年も経ったことが嘘みたいでした💦
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